編集サポート
新聞編集の基礎知識

原稿作りから校正までノウハウ、セオリーをまとめました。ご活用ください。

原稿の手入れとポイント

「朱入れ」とは?

「朱入れ」とは?

新聞印刷では、編集から印刷までそれぞれの工程にしたがって、作業をスムーズに進めさせるための「約束ごと」が、たくさんあります。

原稿の手入れのことを「朱入れ」といいます。企画にそって書かれた記事や通信員からの通信記事、読者からの投稿、依頼した原稿などは、よく読み、記事の大要と主題をつかんで、その採否をきめます。

編集方針にそって検討しながら、実例のように、誤字や脱字を訂正加筆、削ったりします。また、句読点や行かえを正しくし、読みにくいところをなおしたり、文字と文章を読者の立場にたって修正します。この作業を「朱入れ」といいます。

これからおこなう紙面レイアウト・校正や印刷所での作業をスムーズに進行させるために、最も必要で基礎的な作業がこの原稿の手入れです。

必ず「赤色」で

この「朱入れ」は、必ず赤ペンなど赤色でおこない、訂正記号は、「校正記号」でおこないます。
この「朱入れ」を正確におこなうほど作業が能率よくはこび、編集者のイメージにあった紙面をつくることができます。いわば編集の基礎的な作業です。

原稿段階で修正を

句読点や「行かえ」の指示は、原稿段階でおこなっておきましょう。原稿が「行かえ」しないで書かれている原稿を途中で「行かえ」をして組みたい場合、実例のように、赤色で記号をつけて指示します。
逆に「行かえ」して書かれている文章をつないで組みたい場合は、つなげたい行の先頭と前の行の末尾を赤線でつないでおきます。
「いった」の “っ” のような促音や “キャ” のような拗音は赤色の◯で囲むか “<” のしるしをつけて指示します。

文字データの場合も

パソコンで作成したデータが添付されるケースが多くなっています。データもきちんと修正して、修正したデータをプリントアウトして添付するようにしましょう。

原稿づくり

これからおこなう割り付け・校正作業をスムーズに進行させるために、ご協力ください。

(1)手書き原稿の場合

  1. 手書き原稿は、なるべく組版と同じ字詰で一マスに一字ずつはっきりと書いてください。特に、人名・地名などの固有名詞は、正確に書きましょう。
  2. 「、 。―…)」などの “やくもの” や記号類などは文章を構成する上で重要な文字です。原稿用紙の一マスにはっきりと書きましょう。
  3. 便箋などに走り書きのもの、横書きのものや原稿用紙に書かれていても字詰がまちまちだったり、マス目を無視して書かれているものは、誤字の原因にもなります。原稿用紙にきちんと書き直しましょう。
  4. 印刷物をそのまま原稿にする場合は、用紙に貼りつけましょう。表と裏の両面に印刷されているものは、原本をコピーしたものを貼りつけてください。
  5. 原稿には一枚ごとに通し番号をつけ、原稿用紙の一枚目には銘柄名や面数も記入しておきましょう。番号をつけていないと文章の順序が違ったり、途中が抜けてしまったりする原因ともなります。
  6. 記事の最終のところには、必ず「止め」「トメ」と “赤色” で記入しましょう。「以上」「おわり」などと黒や青で書くと、そのまま本文となってでてくる場合があります。
  7. 本文原稿と大見出しなどの指定原稿は一緒に揃えてクリップでとじます。なるべくホッチキスとめは避けましょう。
  8. 発行日付・号数・連載物の回数(番号)を必ず確認し、指示しましょう。

(2)データ入稿の場合

  1. データ入稿の場合は、プリントを必ず添付してください。

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