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ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。私はあかつき印刷代表取締役の大久保豊です。

 弊社は1945年の敗戦後、日本共産党発行の「赤旗」が再刊され、平和と民主主義を求めて労働運動や民主運動が大きく高まる中、機関紙誌の役割が重視され、発行種類や部数が増えた時期に、組版から印刷までをおこなえる印刷工場が切望され、1947年3月1日に設立されました。

 あかつき印刷設立後の同年5月3日に日本国憲法が施行されています。私の手元に1947年7月28日に当時の文部省が発行した「新しい憲法のはなし」という冊子があります。最初にこう書かれています。「…憲法というものはどんなものかごぞんじですか。じぶんの身にかかわりのないことのようにおもっている人はないでしょうか。もしそうならば、それは大きなまちがいです。国の仕事は、一日も休むことはできません。また、国を治めてゆく仕事のやりかたは、はっきりときめておかなければなりません。そのためには、いろいろ規則がいるのです。この規則はたくさんありますが、そのうちで、いちばん大事な規則が憲法です。」とても分かりやすく憲法の事が書かれています。

 本来、国は憲法を守らなければなりません。しかし、今の自公政権は憲法を変えようとしています。この国の治め方やこの国の仕事のやり方を、自分たちに都合の良い規則に変えてしまうなら、それは立憲主義の精神に反します。特に問題なのは、自公政権が変えようとしている内容が、日本が世界に誓った戦争の放棄にかかわる事だからです。

 国の治め方や国の仕事は憲法に書かれた方向ですすめなければならないのに、今の自公政権は国民の声を聞こうとせず、都合の悪い事は公文書でも改ざんし、立法事実となるデータさえねつ造しました。それは憲法を愚弄している事になると思います。弊社はそのような政治を変えるために様々な運動と結んで、労働運動や民主運動をすすめている方々の宣伝や事業活動を、印刷物をつくる事で下支えをしております。

 今後とも皆様の変わらぬご愛顧とご支援をお願い申しあげまして、新年のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。




2024年1月元旦
代表取締役社長 大久保豊

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