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新聞編集の基礎知識

原稿作りから校正までノウハウ、セオリーをまとめました。ご活用ください。

指定原稿のつくり方

指定原稿のつくり方

記事本文の原稿や見出しの文章原稿だけでは紙面はできません。編集者が頭の中で描いたイメージを再現するためには、紙面全体の指定図レイアウト(次ページ参照)のほかにも見出しやカコミ、写真説明など各部分について、つぎのような「指定」をつけましょう。

指定原稿のつくり方
  1. 見出しは、見出し指定用紙に書き、文字の大きさ、書体、段数、行数などを指定して、本文原稿に添付します。
  2. 本文中の飾りのない一段の〈中見出し〉は、本文中に書いて提稿します。
  3. 写真やマンガの説明(エトキまたはキャプションともいう)は、写真原稿とは別に、エトキ指定用紙に説明文を書き、その位置を明示してだします。
  4. 割り付け指定は、紙面全体の見取図です。割り付け指定には、記事・見出し・写真・図版の位置や、大きさなどを必ず記入します。
  5. 地紋見出しは、「見本帳」記載の番号を指定して原稿をつくります。
  6. 表組みも大きさ、書体を指定します。
  7. これらの指定原稿には、銘柄名、面数を忘れずに記入しましょう。

弊社では、「割付指定紙」「見出し指定用紙」「地紋指定用紙」「エトキ指定用紙」など、編集に必要な用紙類は校正室に備えつけてあります。また、「見出し書体見本帳」「地紋見本帳」「描き文字・イラスト見本帳」「ケイ見本帳」なども校正室に備えつけてありますので、見本帳記載の番号で指定してください。

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